富士登山〜最高のご来光〜


7月初旬。

富士山に登ってきました。

富士山といえば言わずと知れた日本一の山。

そんな富士登山は今回が2回目になります。

ずっと前から念願だった富士登山。 偶然三連休を貰えたので登ってきました。 五合目から登り始めて八合目で一泊してからご来光を見るか迷いました...

初めての富士登山は登山の知識や装備もなく、景色を楽しむ余裕もないくらいただただ辛い登山で、もう一生登ってやるかと思ったくらいでしたが、登山の経験を積む内にもう一度リベンジしたいと思いが強くなり、今回2度目の富士登山に至りました。

実は直前まで台風が直撃しており大雨だったため、この日に富士山を登る予定はなかったのですが、深夜には晴れるという予報を見て急遽決行。特に台風後は人が少ないだろうという予想と台風後は朝日の激焼けが見れる可能性が高いという予想が一番の決め手でした。

リベンジとなった富士登山は予想通り人が少なく、過去最高のご来光も見ることができ、嫌いだった富士登山が一気に好きになる最高の山旅となりました。

アクセス

富士山は7月・8月が山開き期間ですが、何しろ日本一の山なので、登山者も非常に多く、富士山の登山口である五合目まではマイカー規制がされます。

しかし、夏休みに入る前の7月10日前後まではマイカー規制もなく、五合目まで自家用車で行けることができます。

今回は仕事終わりに車で富士山吉田口を目指しました。

富士山吉田口までの道のりは本当に晴れるのだろうかという程の大雨でしたが、吉田口の入口となる「富士スバルライン」に到着する直前には雨も止んでいました。

富士スバルラインに到着したのは0時頃でしたが、「台風による倒木のため道路整備中」との標識。時間は何時までかかるかは分からないとの事。

今日は登れないんじゃないかと一抹の不安を覚えますが、とりあえず復旧されるまで車で待機します。

待つこと1時間半。意外と早く整備終了。今日はもう登れないことも覚悟していたので助かりました。

富士スバルラインから吉田口五合目までは30分程で到着しました。

コースタイム

日帰り:山行:8時間42分

休憩:2時間35分

合計:11時間17分

Sスタート地点02:14

02:37泉が滝02:38

02:52吉田口六合目02:52

05:06吉田口七合目05:06

05:20吉田口八合05:38

06:44須走口・吉田口登山道 本八合目07:16

07:25須走口・吉田口登山道 八合五勺07:41

08:01須走口・吉田口登山道 九合目08:14

08:43久須志岳09:29

09:35金明水09:35

09:43雷岩09:43

09:52西安河原09:52

10:01富士山10:17

10:32三島岳10:32

10:39御殿場口頂上10:41

10:45朝日岳10:46

10:52伊豆岳10:52

10:58成就岳10:58

11:03久須志岳11:04

11:19須走口・吉田口登山道 九合目11:23

11:32須走口・吉田口登山道 八合五勺11:36

11:44須走口・吉田口登山道 本八合目11:45

11:50須走口登山道 八合目11:51

12:32獅子岩12:34

12:58吉田口六合目12:58

13:12泉が滝13:12

13:32ゴール地点G

吉田口ルートは関東からアクセスが良く、富士登山で最も人気のあるため、上りと下りでルートが分かれています。

よく初心者でも登れると言われる富士山。登山道は整備され、山小屋も幾つもあるので、確かに初心者でも登れますが、表を見てもらったら分かるように、1500mを超える標高差をひたすら登り、距離も合計17kmとなるので、舐めてかかると一年前の自分のように痛い目を見ます。初心者の方は登山の装備をしっかり整え、できれば山小屋で一泊してから頂上を目指すのがオススメです。

富士登山リベンジのスタート

結局スタートしたのは2時過ぎ。ご来光は5時前には出るので、既に山頂でのご来光は諦めて、登れる所まで登ります。

ヘッドランプを付け真っ暗な山道を黙々と歩きます。

横を振り向くとすっかり晴れた星空と街明かりに照らされた雲海。
この時点でもう既に感動。ナイトハイクも悪くない。

黙々と歩くこと1時間。

横を見ると徐々に明るくなってきていることに焦る。

※序盤は真っ暗で景色もほとんど変わらなかったので、写真撮るの忘れてました。

過去最高のご来光

さらに1時間程歩いて4時頃に7合目日の出館に到着。

7合目から見るパノラマ。これは期待が持てる。

もうすぐご来光が出てきそうだったので、ここでご来光を待つことに決めて、カメラをセットします。

いい感じに焼けてきた。

まだ見えぬ朝日に照らされる雲の色が凄い。

これまさか想像以上に凄いご来光になるんじゃ……

待つこと30分……

出たー!最高のご来光!!

期待はしていましたが、まさかここまで焼けるとは思っておらず、夢中になってシャッターを切り続けます。

間違いなく過去見た中で最高のご来光。直前まで行くか迷っていましたが、諦めず来てよかった。

もうどこを撮っても神々しい景色。

凄すぎて言葉を失う…。

ご来光が上りきるまでの30分ただただ感動して、景色を眺めました。

ちなみに今回は珍しくタイムラプスも撮っていて、本当に凄かったので是非見てみて下さい。

山頂へ

朝日もの登りきったので、山頂を目指します。

さあ、山頂を目指そう!という所で雨が。
朝日が上りきった後で良かった。

それにしても人が少ない。こんなに人が少ないのも相当珍しいんじゃないかと思う。

たまに後ろを振り返りながら、黙々と歩く。

いつの間にか3000mを超えてた。
3000mを超えてもまだまだある富士山はやっぱり日本一高いと実感。

その後も後ろを振り返りながら歩きますが、景色はずっと一緒。
景色も道も変わらないので、ここからはブログ上ではサクサクいきます。

 本八合目到着!

なんか八合目を沢山通り過ぎて登ってきたけど、名前的にここが本当の八合目でいいのかな?

大分標高も上がってきて雪も出てきた。

九号目。小銭が沢山挟まってました。

山頂到着!

景色や登山道があまりにも変化がなくて、全然写真せ撮ってなかったせいで、ブログ上では急に山頂に着いてしまいました、すみません笑

ただ富士山の最高地点剣ヶ峰は噴火口をぐるっと回って反対側。

剣ヶ峰を目指します。

遮るものがない広大な景色。

剣ヶ峰までもう少し。

20分程歩いて剣ヶ峰!
富士山山頂でもったいなのが、この山頂の標識が反射しすぎて見えずらいこと。今まで同じこと思った人も多いんじゃないかな。

剣ヶ峰から見る噴火口。写真じゃ分かりずらいですが巨大。

反対側の浅間大社奥宮。静岡県側の富士宮ルートから登れば最初にこちらに着きます。

下山

噴火口を一回りして下山開始。

吉田口は一番混むルートなので、渋滞予防のため下山は違う道になります。

今日はびっくりするくらい人がいませんが。

ひたすら同じ景色と道を通ってやっと下山。

途中まで馬に乗れるのかな?

終着の富士山五合目。ここまでは車やバスで来られるので観光客が沢山いました。

まとめ

とにかく最高のご来光で苦い思い出しかなかった富士登山が一気に好きになりました。

しっかりした装備や知識は改めて大事だなと実感しました。

登山の原点となった富士登山。また来年もできれば登りたいです。

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