表銀座縦走縦走2日目。
大天正岳から槍ヶ岳を目指して、東鎌尾根を歩きます。
色々なブログや動画でこの東鎌尾根は1日目より危険で辛いと見ていたので、この日は朝日は諦めてゆっくり5時まで休みました。(どの道ガスで朝日は見れなかったみたいですが。)
コースタイム2日目
8時間52分
泊大天荘05:44
05:54大天井岳05:55
06:10大天荘06:10
06:45大天井ヒュッテ06:47
07:07貧乏沢下降点07:08
08:08赤岩岳08:10
08:39ヒュッテ西岳08:56
09:45水俣乗越09:46
11:36ヒュッテ大槍12:11
12:50槍ヶ岳山荘12:54
15:18槍ヶ岳15:36
15:53槍ヶ岳山荘泊
まずは大天正岳の頂上へ
大天正岳は大天荘から10分で着く近さです。
本当にたったの10分で到着。
この日もあいにくのガスで何も見えず。
本当は360°の大展望でここに来たらあまりの絶景に大体の人が言葉を失うとテレビでやっていました。
いつかリベンジしたいです。
景色も見えないので、先を急ぎます。
大天荘~ヒュッテ西岳
まずはヒュッテ西岳を目指します。
見えている稜線は常念岳方面ですね。
常念岳もいつか行ってみたい。
大天正岳を巻いて歩くかのような道を進みます。
昨日最後に頑張って登った標高をどんどん下って行きます。泣
槍ヶ岳まで後7.5km。
登山に慣れてきてそんなに長くな感じなくってきたのが少し嬉しい。
少しだけガスが晴れてきて虹が見えました。
結構降って大天正ヒュッテに到着。(昨日最後に頑張って登った標高差はチャラになりました。笑)
でも、大天正岳からの景色は見えなくても登ったというは達成ははあるので全然いいです。
大天正ヒュッテの食事は大盛りで美味しいらしいので、次表銀座縦走する時はこっちに泊まりたいと思います。
「お気をつけヤリ。」
少し元気を貰いました。
ガスが晴れてきた。
ビックリ平に到着!
ガスも晴れてきて、ビックリ平からの景色はまさにビックリの絶景!
写真では全く伝わらない広大さ。
今まで黙々と歩いてきた友人も立ち止って写真を撮ります。
これぞアルプスというような稜線が出てきました。
晴れていたのも束の間。
しばらく歩いているとか再びガスに包まれました。
右の方に見えているのが東鎌尾根かな?
約3時間歩いてヒュッテ西岳に到着。
ヒュッテ西岳までは比較的緩やかな道のりで、ここから東鎌尾根に入るので、しっかり休憩をとります。
東鎌尾根(ヒュッテ西岳~槍ヶ岳)
まだまだ登山経験の少ない自分にとっては、いよいよ試練の東鎌尾根へ。
横のおじさん達が「ここからは一気に下ってその後はずっと登りだから、なかなか嫌になるよ。」と言ってました。
東鎌尾根を進み始めてすぐにニホンザルがいました。(見えにくいでが、真ん中あたり)
今まで緩やかな道のりだったのが嘘みたいに立ち続けにハシゴや柵場が連続します。
本当に一気に下るんだ……。
霧で岩場が濡れていて、滑るので危ない。
東鎌尾根の一番長いハシゴに到着。
ゆっくり降りれば問題なく通過できます。
物凄く危険な箇所は少ないですが、気を抜いてつまづいたりしたら、滑落して助からないだろうなという所は多かったです。
登りが続きます。
ガブリ岩。
友人に頼まれてやったポーズ。
地味にキツかった。笑
昼前にヒュッテ大槍に到着。
ここまで来れば槍ヶ岳はもう少しです。
ヒュッテ大槍の昼食のつけ麺。
休憩して残り少しを進みます。
結構左右が切れ落ちてました。
ヒュッテ大槍から40分ほどで槍ヶ岳山荘に到着。
山小屋とは思えない程大きく、650人が宿泊できるそうです。
ヘルメットのレンタルもしているので、持ってきてない方でも安心です。
結局槍ヶ岳の真下に来ても未だその山頂は見えず。笑
明日も登る予定ですが、早く着いたので、槍ヶ岳山頂までし登ることにました。
槍ヶ岳山頂へ
体験したことのない断崖絶壁。凄い迫力です。
霧で濡れていて想像以上に怖い。
数日前にもここで亡くなってしいるという情報があったので、慎重に足場を確認しながら登ります。
最近買った安いアクションカムで撮った動画。
最後の長いハシゴ。
どうやってこのハシゴ付けたんだろうって登りながずっと友人と話していました。
憧れの槍ヶ岳登頂!
景色は見えず。明日見えることを祈ってお賽銭しました。
霧から雨に変わってきたので、早々に頂上を去ります。
戻って槍ヶ岳山荘の夕食。
昨日大天使荘と同じハンバーグでした。
2日目まとめ
辛く危険だと聞いていた東鎌尾根はゆっくり進んだお陰か、思っていたより疲れもなく、本当に危険な場所は少なかった印象です。
反対に槍ヶ岳山頂までの岩場は濡れていたこともあり想像より怖かったです。
ただ日常では味わえないスリルで本当に楽しかったです。
2日目もほとんど景色は見えなかったですが、今まで味わったことの無いスリルに大満足の山旅でした。
~快晴の3日目に続く~